鑿に賭けた男たち
遠く榛名山系をのぞむ、田んぼの中で、江戸後期の花形スターが、最後の鑿を持った。明治年号まであと5年爪のように磨いた鑿は、指先の動きのように自在に動き、樫の木に喰い込む。掘っ立て小屋で寝起きしたのは、1858年、石原常八主信72歳(前回、雷電…
頭痛に、歳を思うとやばい、と思うのですが、片肺で生きてる私には、白内障の施術後の、調子の悪さを抱える私には、美人の顔もぼやけて・・・花粉症より黄砂が始末の悪い現象のようで、行楽を楽しみにしてた、今日の休み、出掛け予定のメモは円を描いて、ゴ…
高尾山のすみれも一週間を過ぎると、なんで早く公表しなかったかと、膝をつねられ、遅まきながら・・。3月16日、薬王院飯綱大権現、石段脇の恋人です。飯縄大権現 いいづなだいごんげん、誰が彫ったか興味のない方には、ぐるり一回り、♬ 綺麗ね~ ♪ と、…
彫物師・関口文治郎有信1731~1807没制昨年・1770年・39歳前掲・榛名神社の海老虹梁の龍と一緒で江戸後期まで、多くの彫り師たちにオマージュされたフォルムかと群馬県前橋市植野惣社稲荷神社
彫物師・関口文治郎有信1731~1807年没肩書公儀御彫物棟梁関東彫物大工彫工武衛棟梁日光山彫物棟梁制作年・1805年、75歳榛名神社文治郎最後の彫物代は1年後、そっくり榛名神社へ奉納した記録。
彫物師・武志伊八郎信由 たけし いはちろう のぶよし 1751~1824没通称『波の伊八』制作年 1802年 52歳 高藏山大山寺・鴨川市