西国33カ所札所

天空の寺院・観音正寺。 滋賀県近江八幡市

滋賀県近江八幡市、繖山 きぬがさやま433m・観音正寺からは、、安土城のあった安土山や、西の湖をはじめ、安土町の大パノラマが広がります。昔、琵琶湖から、ひょいと顔を見せた、人魚。私の全盛は漁師で、殺生ばかり、罰が当たって、こんな姿になってし…

西国札所・・谷汲山・華厳寺。 岐阜県揖斐郡

福島の大領が、おらが村にも、十一面観世音の尊像を建立したいと強く願い、霊木が欲しいと、7日間の苦行で手に入れ、観音様を彫りました。で、奥州へ運ぼうとしたら、木彫りの観音様が、藤蔓を枝にし、編み笠を被り、草鞋を履いて歩きだしたという。谷汲山の…

琵琶湖・竹生島 ➌-➌ 弁才天本堂。 滋賀県長浜市。

後醍醐天皇が竹生島に訪れた頃だから、1300年ごろ、元々女人禁制の島だった、琵琶湖の竹生島、朝廷の臣下たち、老人と女姓が乗った釣舟を見つけ同船し、竹生島へ向かう。今はクルーズ船で30分で着くけど、昔は手漕ぎの船、かなりの時間、女性禁制の島に…

竹生島宝巌寺・観音堂 ❷ 滋賀県長浜市。

👆竹生島で見た唯一花らしき・・・セイヨウヒイラギナンテン と思うのですが竹生島・宝厳寺は、奈良時代、行基さんが開創した所で、本堂に行く石段の途中で右に曲がると、観音堂が見えます。国宝の観音堂は、豊臣秀頼さんが、伏見城の日暮御殿 から、移築し、…

宝巌寺 ほうごんじ ❶ 滋賀県長浜市。

臀部からひっくり返って1週間、得意さんの期待に応えられるのは、まだ先。晴れた空を眺めては、納豆にリンゴ酢、ネギを刻んで、キムチ、掻っ込んで・・・いい天気なぁ~‼・・・と。琵琶湖の北側にぽつんと、竹尾島。遊覧船に乗れる嬉しさに、発着場についた…

松尾寺。 京都舞鶴市。

8月7日 箱根で5月半ばに訪れた、西国33観音霊場巡りの、最終日、舞鶴市青葉山の中腹に、松尾寺。太古青葉山は、火焔を吹き上げ、噴流は直下の日本海に注いで、壮絶な水煙を上げたという。708年に草庵を結んで、幾度かの火災を得て、今の本堂は173…

成相山・成相寺 ②-② 京都府宮津市。

京都 丹後半島に来て、庶民の伝説の看板を見て、なぜか、ほっとした境内。今日は、その風景だけをランダムに・・。 撞かずの鐘の伝説。この説明が私を揺さぶりました。ほら、ホラ、よだれ、よだれ・・・‼明日、訪問できる時間はたっぷりのに、投稿はできない…

成相山・成相寺。① 京都府宮津市。

丹後半島の鼓が岳? 成相山・成相寺からの天橋立体力以上に働いた一週間、昼からの予定だと、ここは一丁6時から2時間の2度寝。すっきり感は爆睡の賜物。時間に追われない僅かな時間に、幸福感を味わうとは。西国33観音霊場、半分を超えた巡りで、庶民の…

紫雲山・中山寺 ②-② 兵庫県宝塚市。

拠無い用事ができてしまい、投稿も、訪問もできない日々でした。記事途中の西国24番観音札所は、建造物が新しく、境内も整然と清潔感があり、若い夫婦や、子連れのお礼参りの人たちで、にぎわってました。本堂前のびんずる尊者さんに、子らの健康を願うよだ…

紫雲山・中山寺 ① 兵庫県宝塚市。

986年、政治に敗れた花山天皇が、宮中を捨て剃髪し、仏の門をくぐったのは19歳。圓教寺をに入山し、比叡山延暦寺で授戒した花山法皇が、ここ、中山寺の石棺から、観音霊場三十三カ所の宝印を見つけ、三十三カ所巡りを始めたのが、西国三十三番礼所の始…

西国25番札所。御嶽山・清水寺。兵庫県加東市。

兵庫県加西市から約1時間、加東市の播州清水寺、案内書では、歴史は古いけど、大正2年、多くの建造物は焼失し、仁王門は、昭和40年の台風で、壊されたとあります。歩いて間もなく、根本中堂へ通じる石段の周りに、薬師堂があって、大講堂があります。も…

巡礼者と一緒に、一乗寺 ③-③ 兵庫県加西市。

兵庫県加西市、西国33所は一乗寺で、まだ2堂目です、なかなか進みません。本堂の外陣の天井は、江戸時代の木札が、格子天井に貼ってあって、庶民が長旅の疲れを、癒しながら、巡礼者同士の会話が、聞えるようです。紫の雲に乗って、8つの蓮の形に似たこの地…

法華山の法に、一乗寺 ② 兵庫県加西市。

中世、近世には何度かの火災に遭う一乗寺。春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙(たえ)なる法(のり)の華山(はなやま) 本尊・聖観音菩薩三重塔を見上げる、嘉吉の乱で焼失し天文2年(1533年)に再建するも、再び焼失し、1868年(明治元年)に再建された 常行…

西国札所26番 一乗寺。① 神戸市加西市。

👆ヒメキンギョソウでしょうか?投宿した姫路の宿を早く出て、40分ばかり、曇り空の予想が外れて、燦燦とした朝陽が眩しい、出だしでした。👇 車で行けば最初にお参りするのが、駐車場傍の水子地蔵尊で、眺めてると結構な時間が経ち・・。朝早くから、長い枝バサ…

西国27番札所、書冩山圓教寺③-③ 兵庫県姫路市。

若い花山(かさん)天皇に、勉強を教えたのは、紫式部の父、藤原為時。後ろ盾のない、天皇が、政治の争いに敗れた時は19歳で、986年。宮中を捨て剃髪し、仏の門をくぐり、圓教寺に入山し受戒したのは、比叡山延暦寺でという。天皇から法皇となった、花…

書冩山・圓教寺。②~ 兵庫県姫路市。

西国三十三所札所、関東から最西の場所にあって、三十三所で最大の規模は、御詠歌👇はるばると登れば書寫の山おろし 松のひびきも御法(みのり)なるらんこの日は山おろしは無く、照ってる陽は、近畿自然歩道、梢からのやんわり。👆👇 魔尼殿は2度の焼失後、19…

晴れて・西国札所27番・圓教寺。①~ 兵庫県姫路市。

姫路市に付いた夕刻、西国27番札所・圓教寺の場所を確認したのですが、ナビは田んぼの外れを指し、登山口がない。ロープウェーでなければ登れないと判って、この日は、姫路市の宿へ。圓教寺へのロープウェー4分間の、始発は8時15分。万全を期したのに、姫路…

猫に愛されて、西国札所巡り。兵庫県。

兵庫県に来て今日で4日目、西国33番札所巡りは、しっかり計画を立てて出かけたのですが、関西のお寺さんは敷地が広く、一カ所3時間ばかり、足は棒になって・・・予定通りいかなくて、宿取りに四苦八苦、3日間で撮った、撮って出しをランダムに・・・。今日…

汗をかく観音様とヘマな雷神。正法寺。滋賀県大津市。

福井県、石川県、岐阜県にまたがる白山連峰、白山信仰・山岳信仰の礎を作ったのは、越前の修験僧 泰澄和尚。722年、元正天皇の病気平癒祈願を成満した後、白山に行く途中、天皇の勅願所・岩間山正法寺を訪れ、桂の木で、千手観音像を彫った。ご本尊は、日…

石山寺・最古の懸造りは ②-② 滋賀県大津市。

琵琶湖から流れる瀬田川、硅灰石の石切り場、巨大な東大寺の建立に必要な資材は、滋賀県甲賀、高島から伐採した材木を、瀬田川に流し、ここ660年から始まった、石切り場に集積場にしていたという。後、天然記念物硅灰石の上に、建てられたのが、源頼朝が…

籠る君は・紫式部。石山寺 ① 滋賀県大津市。

滋賀県大津市、石光山・石山寺、清少納言が立ち寄り、藤原道綱母がいて、和泉式部が、恋に破れて籠り、紫式部は、光源氏の「須磨」「明石」を、石山寺の離れで、月を見て書き上げる。紫式部がこもっていた部屋は、天皇や皇族,高僧の身分の高い人が、使用す…

姨綺耶山(いきやさん) 長命寺 ②-② 滋賀県近江八幡市

石段を登って、何でぇ~~後で判った。西国31番札所にある、石碑の詩の怪。作詩家がただ、10番の言い回しが良かったからだと・・。近江八幡の歴史ある古刹、長命寺。長寿にして、虫歯なし、抜歯痕無く、お見事。けど、ちと、よだれの量多い・・。152…

柳に雪折れなし命寺、長命寺 ① 滋賀県近江八幡

旅先米原市で、パソコンのファンが止まって、使うほどに本体が熱くなり、ドライバーをフロントで借りて、分解。ファンは、埃は埃を超えて綿状態に・・・。ダストブロワーは、フロントの粋なお姉さんの厚意に甘えて、難を免れたものの、どんだけ埃の中で生活…

悠久の観音正寺②-② 滋賀県近江八幡市

水や土、空気を浄化させる葦、コイ、ニゴロブナ、ゲンゴロウブナの魚が、ヒメタニシは葦の茎に張り付いて生活する。オヨシキリ、バン、カルガモなどは葦群落の中で卵を生みスズメ、ツバメ類は葦群落を、ねぐらにし、朝の光芒に穂先の輝きは、葦の風景は時代劇…

観音正寺 ②-① 琵琶湖近江八幡

今日までの休みは、いい休養でした。明日から仕事には戻って、今月一杯はフル活動月になります。昨年訪れた滋賀県琵琶湖、米原市の宿を夜明け前に出発し、琵琶湖畔のさざ波街道・・中山道になるわけで、湖に朝焼けが、山側には、雲からの光芒が壮大でした。…

弁天堂 竹生島 ➂-③ 琵琶湖

湖畔から釣り人の舟に便乗した、後醍醐天皇、島に漕ぎつけば、神前に女人が居て、驚く家来、この島は女人禁制と承って候と言えば、女人、弁才天は女人にてその神徳もあらたなる天女と現じおはしませば女人とて隔てなし女人禁制の謂れなき旨を論じるは、ただ…

舟廊下、発想にきょとん。宝巌寺 ③ 琵琶湖。

宝巌寺唐門から、ちょっと右を覗くと、薄暗い廊下で、豊臣秀吉さんが朝鮮出兵の時に、作った船の底をひっくり返しての、天井 ‼ ‼ 😲 ‼ になる舟廊下の足場は、竹生島の崖を利用して、懸造りで、楔で堅牢に締めてた。接続しているのは、秀吉公が寄贈した言う、…

浅井姫の宝巌島 ① 琵琶湖。

その昔ふたつの山が背比べをしました伊吹の神が宿る伊吹山と浅井姫が棲むという浅井山ある夜 どうしたことか浅井山の背が急に高くなり次の朝になると 伊吹山を見下ろしていました「ゆるしがたし‼」怒った伊吹の神は浅井姫に切りつけた浅井山の頭は切り落とさ…

谷汲山・華厳時 ① 山門まで7丁 の参道  岐阜県

『お伊勢参りをして信州・善光寺を詣いらないのは、片詣り・・詣りまっしょ ‼』と、木曽路をふうふう言い、尻を押されて・・筑豊育ちの女子4人の会話。江戸末期の小田宅子さんの「東路日記」を、俳優高倉健さん(宅子さんの5代目)に促されて田辺聖子さん…

出直しにさばさば、

西国11番札所 醍醐寺(京都)きょうは、朝いちばん、晴れやかな気分になりました。山道ぐいぐい、着いた、正法寺は西国12番。山門代わりの、でかい仁王像を背にして、胸がざわめきました。ここの敷地のしっとり感、西国札所6カ所巡って、初めての安堵感。…

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